高萩・王塚神社 子孫繁栄願い「ささら」奉納
400年以上の歴史を持つ高萩市指定無形民俗文化財の「下君田のささら」が23日、同市下君田の王塚神社に奉納された。子孫繁栄と五穀豊穣(ほうじょう)、無病息災を願う舞で、歌や笛、太鼓のおはやしに合わせ、子どもたちがささら舞を披露し、大きな拍手が送られた。
同神社のささら舞は佐竹氏が同地域を治めていた永禄年間から続く伝統芸能で、毎年9月の王塚神社例祭の日に披露される。
野武士姿の大人に見守られながら華やかな衣装を身に着けた小中高生5人が神社の境内や周辺で奉納した。軍配とひょうたんを持った舞い立ち2人に、雄獅子2人と雌獅子1人が三角形を作るようにささら舞を繰り広げた。
獅子の1人、鈴木勇駕さん(8)は「舞で難しいところはなかったが肩が少し痛くなった。たくさんご飯ができるといい」とホッとした様子。同神社総代長の鈴木幸男さんは「五穀豊穣は間違いないが、さらに子孫繁栄がかなえば。できる限り後世に伝えていきたい」と話した。(飯田勉)
同神社のささら舞は佐竹氏が同地域を治めていた永禄年間から続く伝統芸能で、毎年9月の王塚神社例祭の日に披露される。
野武士姿の大人に見守られながら華やかな衣装を身に着けた小中高生5人が神社の境内や周辺で奉納した。軍配とひょうたんを持った舞い立ち2人に、雄獅子2人と雌獅子1人が三角形を作るようにささら舞を繰り広げた。
獅子の1人、鈴木勇駕さん(8)は「舞で難しいところはなかったが肩が少し痛くなった。たくさんご飯ができるといい」とホッとした様子。同神社総代長の鈴木幸男さんは「五穀豊穣は間違いないが、さらに子孫繁栄がかなえば。できる限り後世に伝えていきたい」と話した。(飯田勉)