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ジーコ氏「川崎戦来場を」 カシマで来月7日 市長表敬し呼び掛け

鹿嶋市役所を表敬訪問した鹿島アントラーズのジーコ氏(左)。右は錦織孝一市長=同市平井
鹿嶋市役所を表敬訪問した鹿島アントラーズのジーコ氏(左)。右は錦織孝一市長=同市平井


サッカーJ1鹿島アントラーズのテクニカルディレクターに再任した元日本代表監督のジーコ氏(65)が25日、鹿嶋市平井の市役所に錦織孝一市長らを訪ね、10月7日午後1時からの川崎フロンターレ戦への来場を呼び掛けた。

同市の名誉市民でもあるジーコ氏が来庁すると、大勢の市職員らがポルトガル語で「お帰り」などと書かれた紙を掲げて歓迎。ジーコ氏は「27年前、妻とこの庁舎を訪れた時も笑顔で歓迎してくれた。また、温かい歓迎をしてくれありがたい」と感謝した。錦織市長との懇談では「市民の力なく鹿島は存在できなかった」などと、クラブと市のつながりの重要性を熱く語った。

県立カシマサッカースタジアム(同市神向寺)での川崎戦は、ホームタウンデイズ「鹿嶋の日」として開催。市内全12の小学校の児童約3500人を招待し、大応援団で鹿島の勝利を後押する。錦織市長は「子どもたちに試合を見せ、将来の鹿島を支える存在にしたい」と狙いを説明。ジーコ氏は「子どもたちにはスタジアムだけでなくクラブハウスにも来てもらい、一緒に写真を撮ったりしたい」と述べた。

全校応援のほか、同市をPRするステージイベントや特産品を使った料理を販売。同市在住、在学、在勤者は入場料を優待。小中高生と65歳以上、ファンクラブ会員は無料。そのほかは千円で観戦できる。(藤崎徹)



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