茨城県産品の輸出拡大を ベトナムのバイヤーが生産現場視察
ベトナムの食品卸売業者の商品買い付け担当者(バイヤー)らが2日、水戸市元吉田町の酒造会社、明利酒類などを訪れ、生産現場の視察や商談を行った。酒造会社が日本酒の製造現場などを紹介し、こだわりの商品を売り込んだ。
茨城県の事業の一環で、県産品への理解を深めてもらい、取引につながる商談の場を設けるのが目的。3日までの間、県内の食品加工や水産など計5社を回る。
明利酒類では日本酒の製造現場を回り、焼き芋を使った焼酎の仕込みやタンクに入った梅酒のかき混ぜ作業なども見学。バイヤーらは興味深そうに写真を撮ったり、商品について質問したりしていた。
シンバ・トレーディング社のグエン・コン・ビン社長は「取引先の日本食レストランは約800店舗あり、明利酒類の酒も卸している。実際に足を運び、造っている商品の多さに驚いた」と感想を述べた。
明利酒類の加藤高蔵社長は「国内市場が縮小する中、輸出に取り組むことは課題。さまざまな種類の酒を造っているので、両者のパイプが太くなり、販売が広がるのを期待している」と話した。(磯前有花)
茨城県の事業の一環で、県産品への理解を深めてもらい、取引につながる商談の場を設けるのが目的。3日までの間、県内の食品加工や水産など計5社を回る。
明利酒類では日本酒の製造現場を回り、焼き芋を使った焼酎の仕込みやタンクに入った梅酒のかき混ぜ作業なども見学。バイヤーらは興味深そうに写真を撮ったり、商品について質問したりしていた。
シンバ・トレーディング社のグエン・コン・ビン社長は「取引先の日本食レストランは約800店舗あり、明利酒類の酒も卸している。実際に足を運び、造っている商品の多さに驚いた」と感想を述べた。
明利酒類の加藤高蔵社長は「国内市場が縮小する中、輸出に取り組むことは課題。さまざまな種類の酒を造っているので、両者のパイプが太くなり、販売が広がるのを期待している」と話した。(磯前有花)