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子連れ出勤を視察 宮腰少子化相 従業員と意見交換 つくば

つくば市の授乳服メーカー「モーハウス」を訪れ、子連れ出勤の視察をした宮腰光寛少子化対策担当相(中央)=同市梅園
つくば市の授乳服メーカー「モーハウス」を訪れ、子連れ出勤の視察をした宮腰光寛少子化対策担当相(中央)=同市梅園


宮腰光寛少子化対策担当相が15日、子連れ出勤などの視察のため来県し、授乳服メーカーのモーハウス(つくば市梅園、光畑由佳社長)を訪れ、子連れ出勤の取り組みについての説明を受けた。

説明したのは、NPO法人「子連れスタイル推進協会」。同協会はモーハウスが母体で2012年度に発足、光畑代表が協会の代表理事を務める。モーハウスでは現在、従業員47人のうち12人が子連れ出勤を実践している。

宮腰担当相は、同所で実際に子連れ出勤をしている従業員らと意見交換。約6〜9カ月の子供をそばに置いて働く母親たちに「子連れ出勤のメリットは」「旦那さんは何と言っているか」などと質問。「赤ちゃんの顔が幸せそう。乳幼児は母親と一緒にいることが何よりも大事ではないかと思う」と語った。

宮腰担当相は視察後、「新しい施設を整備する必要がなく、企業の規模にかかわらず取り組むことができる。想像以上に『これなら、どこでもできるのではないか』と実感した」と感想を話し、「この取り組みをモデルとして、全国へ広めていければと思う」と語った。

その後は、結婚相手探しなどを支援する「いばらき出会いサポートセンター」県南センター(牛久市)で県の結婚支援の取り組みなどを見て回った。


(高阿田総司)

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