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茨城国体へ県バス協会 接客マナー再確認

茨城国体に向けて実施されたバス運転士やガイドらのおもてなし研修会=水戸市見川町
茨城国体に向けて実施されたバス運転士やガイドらのおもてなし研修会=水戸市見川町


今年秋の茨城国体・全国障害者スポーツ大会に向け、県バス協会は7日、水戸市見川町の県トラック総合会館で、おもてなしの心構えを学ぶ研修会を開いた。同協会に所属する運転士やバスガイドら約100人が参加し、マナー講師のアドバイスを受けながら、接客の心得や交通弱者への対応などを学んだ。


接客マナーを改めて再確認し、両大会で来県する選手や観客らを気持ちよくおもてなしすることが狙い。これまでも同協会として運転士らの講習会は開いているが、大会向けのマナー研修会は今回が初めて。

日本マナー総合研究所の講師を招き、クイズなどを交えながら、おもてなしの心や接客の基本を再確認。各グループで、正しいあいさつやお辞儀の仕方、障害者らに配慮した対応などの習得に励んだ。講師は接客の心得を分かりやすく示し、「お客さまの期待に応える心配りが何より大切。心を伝えることで満足や感動につながる」などと助言した。

そのほか、本番で活用するため、両大会や本県にまつわる豆知識などをクイズ形式で楽しみながら身に付けた。

参加した常南交通のバス運転士、中村真一さんは「学んだことを仕事に生かしたい。自分のできることを実践し、大会を成功させたい」と話した。茨城交通のバスガイド、高安美加子さんは「接客や笑顔など、おもてなしの心をしっかり身に付けたい。茨城の魅力を県外の人に感じてもらえるよう、力になりたい」と意気込んだ。

県バス協会の松上英一郎会長は「大会に参加した方々に、茨城に来て良かった、また茨城に来たいと思ってもらえるよう、研修に取り組み、大会に備えたい」と述べた。 (朝倉洋)



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