初動や避難経路確認 住民ら避難訓練 大洗
大洗町で9日、大地震や津波が発生した際の初動対応や避難経路を確認する避難訓練が実施され、町職員や消防関係者、住民ら1600人が参加した。午前10時のサイレンとともに始まり、高台にある避難所や一時避難場所までの経路を確認した。
震度6弱の地震で大津波警報が発令されたと想定した。町は防災行政無線で、初動対応として自分の身を守る行動を取ることを知らせた後、高台への避難を呼び掛けた。住民は非常持ち出し袋を手に、それぞれの近くにある町立大洗小や町立南小中体育館など町内7カ所に避難した。
大洗小では陸上自衛隊勝田駐屯地の災害車両などを展示したほか、火事の煙体験や初期消火訓練、給水車から水を袋に詰める訓練があった。大洗小3年の前提陽翔(まえさげはると)さん(9)は「警報があったら逃げると分かった」と話した。小谷隆亮町長は「夜間避難も含め、常日頃から命を守る態勢をつくることが重要」と語った。(志賀敦文)
震度6弱の地震で大津波警報が発令されたと想定した。町は防災行政無線で、初動対応として自分の身を守る行動を取ることを知らせた後、高台への避難を呼び掛けた。住民は非常持ち出し袋を手に、それぞれの近くにある町立大洗小や町立南小中体育館など町内7カ所に避難した。
大洗小では陸上自衛隊勝田駐屯地の災害車両などを展示したほか、火事の煙体験や初期消火訓練、給水車から水を袋に詰める訓練があった。大洗小3年の前提陽翔(まえさげはると)さん(9)は「警報があったら逃げると分かった」と話した。小谷隆亮町長は「夜間避難も含め、常日頃から命を守る態勢をつくることが重要」と語った。(志賀敦文)