高校生、躍動の運筆 日本の書展茨城展 3校 曲に合わせ披露
「第46回日本の書展茨城展」(茨城書道美術振興会、茨城新聞社主催)2日目の14日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)の同展会場内で「第1回茨城新聞社杯高校生書道パフォーマンス大会」が開かれた。県内3高校の3チームが音楽に合わせ、躍動感あふれる運筆を披露した。最優秀賞は水戸葵陵高が受賞した。同展は18日まで。
大会には明秀日立、水戸一、水戸葵陵の3校の書道部が参加。縦4メートル、横6メートルほどの特大用紙を舞台に、1チーム12人以内、6分間以内で演技した。
各チーム、若者に人気の楽曲に合わせ演技。友情や感謝の思いをカラー墨汁を用いて書き添えながら、大きな文字で題字を揮毫(きごう)、独創的な作品を完成させた。
水戸葵陵高は華麗なダンスを交え、新元号「令和」などを書き添えた後、「新生」と揮毫、新たな気持ちで新時代を駆け抜ける意思を込めた。水戸一高は伝統行事「歩く会」をテーマに「踏破」と書き、決して諦めない強い気持ちを表現。明秀日立高はロックバンドの楽曲から着想を得て、青春をテーマに「全力」と力強く揮毫した。
県内校同士の共演はこれまでなかったことから、生徒たちは「いい刺激になった」と口をそろえた。審査に当たった同振興会の吉澤鐵之理事長は「それぞれ工夫があって立派だった」と絶賛した。 (勝村真悟)
大会には明秀日立、水戸一、水戸葵陵の3校の書道部が参加。縦4メートル、横6メートルほどの特大用紙を舞台に、1チーム12人以内、6分間以内で演技した。
各チーム、若者に人気の楽曲に合わせ演技。友情や感謝の思いをカラー墨汁を用いて書き添えながら、大きな文字で題字を揮毫(きごう)、独創的な作品を完成させた。
水戸葵陵高は華麗なダンスを交え、新元号「令和」などを書き添えた後、「新生」と揮毫、新たな気持ちで新時代を駆け抜ける意思を込めた。水戸一高は伝統行事「歩く会」をテーマに「踏破」と書き、決して諦めない強い気持ちを表現。明秀日立高はロックバンドの楽曲から着想を得て、青春をテーマに「全力」と力強く揮毫した。
県内校同士の共演はこれまでなかったことから、生徒たちは「いい刺激になった」と口をそろえた。審査に当たった同振興会の吉澤鐵之理事長は「それぞれ工夫があって立派だった」と絶賛した。 (勝村真悟)