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《2019茨城国体》炬火に声援 町内包む 五霞、149人リレー

声援を受けゴールの五霞町役場に入る炬火ランナー=9日、同町小福田、鹿嶋栄寿撮影
声援を受けゴールの五霞町役場に入る炬火ランナー=9日、同町小福田、鹿嶋栄寿撮影


今秋開催の茨城国体の機運を高めようと、五霞町主催の炬火(きょか)リレーが9日、同町小福田の町中央公民館をメイン会場に行われ、町内の小中学生と各行政区の代表、公募で参加した町民ら計149人のランナーが町内全域を駆け巡った。

五霞誕生130周年の記念イベントで、町によると茨城国体で公道を走る炬火リレーを実施するのは同町だけという。

5人一組の2チームが同公民館を出発し、北コース(10区間、約14・0キロ)と南コース(13区間、約27・9キロ)に分かれ、トーチと旗をリレーして町内の15行政区全てを回った。

最終区は染谷森雄町長を先頭に、両コースを走ったランナー全員が小旗を振って声援を送る沿道の観衆に見守られ、ゴールの町役場まで約300メートルを走った。代表者がトーチの炬火を受け皿へ移し「五霞町の火」がともると、会場から大きな拍手が湧き起こった。

トーチを手に走った五霞東小6年、村瀬なつ子さん(11)は「『頑張れ』という声援がうれしかった。国体が皆の笑顔で楽しい大会になってほしい」、同小4年、竹内颯(かける)君(9)は「僕たちの走りが国体の盛り上げにつながってくれたらうれしい」と、それぞれ話した。 (溝口正則)



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