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復興支援へ縦断リレー 大洗、荻原さんら参加

「ふれあいランニング」でゲストランナーの荻原次晴さん(左)らと走る参加者=大洗町港中央
「ふれあいランニング」でゲストランナーの荻原次晴さん(左)らと走る参加者=大洗町港中央


東日本大震災の被災地をランニングと自転車でたすきをつなぐ「未来(あした)への道1000キロ縦断リレー2019」がスタートから13日目を迎え、大洗町港中央の茨城港大洗港区第4埠頭(ふとう)で5日、「ふれあいランニング」が行われた。2〜85歳までの125人がゲストランナー2人と1・2キロを駆け抜け、たすきをつないだ。

ゲストランナーは、元スキー・ノルディック複合選手で長野五輪代表の荻原次晴さんと、アテネパラリンピック・マラソン(視覚障害の部)金メダリストの高橋勇一さん。埠頭をゆっくり走って、一般参加者とランニングを楽しんだ。

空手のスポーツ少年団仲間と参加した庄司健人君(7)は「もう少し走れた」と余裕の表情。同じく市原心(ここ)さん(9)は「友達と楽しく走れて良かった」と笑顔だった。

同日は大洗町を出発した後、鉾田、鹿嶋、神栖の3市を経由して千葉県に入り、旭市までの計約96キロを17人で走った。

リレーは、スポーツの力で復興を支援するとともに東京五輪への機運を高めようと、東京都などが2013年から始めた。最終回の今年は7月24日に青森県を出発し、8月7日に東京の駒沢オリンピック公園に到着する予定。(佐藤珠貴)

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