南極のライブ授業意欲 教員派遣の北沢さん 筑西市長を表敬
第61次南極地域観測隊の同行者に選ばれた県立守谷高教諭、北沢佑子さん(33)=取手市=が6日、出身地の筑西市を訪れ、須藤茂市長を表敬訪問した。北沢さんは市立関城東小、市立関城中の卒業生。国立極地研究所の「教員南極派遣プログラム」で、本県から初めて選出された。
北沢さんは、南極の生物の多様性を伝えるライブ授業に意欲を示した上で「人は1人で生きていけない。命を真摯(しんし)に生きてほしい。夢をかなえる行動をし続けてほしい」と、子どもたちにメッセージを送った。
11月27日に出国し、豪州で南極観測船「しらせ」に乗船。約1カ月半を費やして南極の昭和基地に入る。2020年1月には南極と県立守谷高(守谷市)や県自然博物館(坂東市)をネット中継で結んだライブ授業を行う。同3月22日に帰国予定。
「(ライブ授業は)自分が今そこにいるからできることがある。標本でなく(生物が)動く様子、自然を見せたい」と北沢さん。「南極に行った人は皆何かしら熱い魂を持っている。自分も勉強して生徒に持ち帰れたら」と抱負を語った。
須藤市長は「(北沢さんの派遣は)市として名誉なことでうれしく思います。健康に留意され、にこやかに帰ってこられることを期待しています。頑張ってください」と励ました。(冨岡良一)
北沢さんは、南極の生物の多様性を伝えるライブ授業に意欲を示した上で「人は1人で生きていけない。命を真摯(しんし)に生きてほしい。夢をかなえる行動をし続けてほしい」と、子どもたちにメッセージを送った。
11月27日に出国し、豪州で南極観測船「しらせ」に乗船。約1カ月半を費やして南極の昭和基地に入る。2020年1月には南極と県立守谷高(守谷市)や県自然博物館(坂東市)をネット中継で結んだライブ授業を行う。同3月22日に帰国予定。
「(ライブ授業は)自分が今そこにいるからできることがある。標本でなく(生物が)動く様子、自然を見せたい」と北沢さん。「南極に行った人は皆何かしら熱い魂を持っている。自分も勉強して生徒に持ち帰れたら」と抱負を語った。
須藤市長は「(北沢さんの派遣は)市として名誉なことでうれしく思います。健康に留意され、にこやかに帰ってこられることを期待しています。頑張ってください」と励ました。(冨岡良一)