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城里・古内地区 休耕田活用 綱引きやソリレース

泥んこになりながら綱引きをする親子=城里町上古内
泥んこになりながら綱引きをする親子=城里町上古内


水を張った田んぼを会場に、泥んこになりながらソリレースや綱引きなどをする「第1回古内どろりんぴっく大会」が25日、城里町上古内で開かれ、県内外から親子ら約40人が参加した。住民団体「古内地区地域協議会」が休耕田を利用して地域の活性化を図ろうと初めて企画した。

田んぼでは、親子らが大きな水しぶきを上げて走り回り、転んで泥んこになると大きな歓声が上がった。

埼玉県白岡市の小学2年の石崎遙(よう)さん(7)は「田んぼで泥んこ遊びをするのは初めて。ソリレースで1位になれてうれしかった。来年もやりたい」と笑顔で話し、母親の久子さん(48)も「朝の5時半に家を出て、車で2時間かけ城里町を目指した。娘と一緒に泥んこになり、夏休みの楽しい思い出になった」と声を弾ませた。

大会終了後、会場近くの国登録有形文化財「島家住宅」で、地元の食材を使った昼食が提供されたほか、スイカ割りも行われた。またJ2水戸のマスコットキャラクター「ホーリーくん」も登場し、子どもたちと交流した。

同協議会の加藤裕章会長(41)は「田んぼへの水引きや草刈りなど住民の協力でどろりんぴっくが開催できた。今後も休耕田を活用したイベントを企画し、地域を元気にしていきたい」と話していた。(沢畑浩二)

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