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サツマイモ汁楽しみ 常陸太田・佐竹小 児童、笑顔で収穫

サツマイモを収穫する児童たち=常陸太田市谷河原町
サツマイモを収穫する児童たち=常陸太田市谷河原町


常陸太田市立佐竹小学校(平根伸二校長、児童194人)の全校児童が28日、校庭の一角にある畑でサツマイモの収穫作業を行った。地域住民らの協力を受けながら大事に育ててきたもので、収穫したサツマイモは11月に開く収穫祭で地域住民らに振る舞われる。

6月に全校児童が学年ごとに長さ約30メートルの畝(うね)に植え付けた。児童たちは軍手に長靴で畑に入り、サツマイモの周りの土を取り除きながら丁寧に掘り起こしたり、長いつるを引っ張るなどしながら収穫の喜びを味わった。

3年の植田颯太さん(9)は「こんなに大きく育つとは思わなかったのでうれしい」、菊池朱里さん(8)は「大きいサツマイモは掘るのが大変だった」と感想。2人とも「サツマイモ汁で食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。

収穫したサツマイモは例年よりやや大きめで、児童が1人3本を持ち帰り、残りは11月9日の収穫祭でサツマイモ汁を作り、児童や保護者、地域住民らで味わう予定だ。(飯田勉)

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