箱根駅伝「シード狙う」 筑波大、市長を表敬
正月恒例の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に26年ぶりに出場する筑波大陸上部の4選手らが13日、つくば市役所に五十嵐立青市長を訪ね、「シード権を狙って頑張りたい。市民の応援を受けて箱根を走れることは光栄」と意気込みを語った。
表敬訪問したのは、弘山勉監督と主将の大土手嵩、上迫彬岳、金丸逸樹、相馬崇史の4選手。市から、「頑張れ筑波大」「目指せ優勝!」などと約400人の市民が書き込んだ応援メッセージ入りのたすき5本が贈られた。
大土手選手は「(応援の)言葉を胸に走りたい。シード権獲得を目指し、笑顔でたすきリレーできれば」と語った。五十嵐市長は「プレッシャーを感じることなく、自分たちの走りをしてほしい」と激励した。
26年ぶりの大会出場に、弘山監督は「陸上部OBからは今年も(予選会の)通過はないだろうと言われていた。本当にサプライズ」と話し、「シード権獲得へ“ワンチーム”になれるかが鍵」と意気込んだ。
市役所1階では25日まで、選手のユニホームや写真が展示されている。(吉原宗康)