「茨ひより」がクイズ出題 筑西・大田小 児童ら県の魅力学ぶ
茨城県のイメージアップに取り組む県公認Vチューバー「茨(いばら)ひより」がクイズを出題し、解説を加えることで楽しみながら本県の魅力を発見できる県政出前講座が19日、筑西市西方の大田小学校(田中章公校長)で開かれた。6年生101人が参加し、和気あいあいとした雰囲気の中、本県への理解を深めた。
「茨ひより」を活用した出前講座は同校が初。保護者の要望で実現し、講師を県プロモーション戦略チームの谷越敦子さんが務めた。頭にアンコウの縫いぐるみを身に着け「茨ひより」の装いで登場した谷越さんは、住みよさランキングで全国11位の本県の長所を紹介した。
動画で登場した「茨ひより」は、「県が生産量日本一を誇る農産物は何か」といった茨城クイズを出題し、児童が楽しみながら本県について学べる機会を提供した。
3組の堀江啓斗君(11)は「県でも全国1位のものがたくさんあることが分かった。魅力を伝え、茨城に多くの人を呼び込みたい」と力強く語った。
県は要請があれば、今後も同様の講座を実施する考えだ。(岡部知江)