新成人、晴れやか一歩 茨城39市町村で式典

茨城県内の39市町村で12日、元号が令和に変わって初めての成人式が開かれ、晴れ着姿の新成人たちが恩師や旧友との再会を喜び、決意を新たに大人への第一歩を踏み出した。
水戸市では、新成人2570人(男性1289人、女性1281人)のうち2065人が参加し、同市緑町のアダストリアみとアリーナで開かれた。
高橋靖市長は「大きな夢と希望を持って、自らの未来をしっかり切り開いてほしい」とあいさつ。式典実行委員長で専門学校生、円愛永(まなえ)さん(20)は「令和最初の成人であり、東京五輪が開催される2020年にこの日を迎えられることは大変誇り。将来にさらなる希望を持ち、その先への一歩を踏み出していく素晴らしい日にしたい」と誓いの言葉を述べた。
式典後は、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)茨城ロボッツの鎌田真選手(19)や鶴巻啓太選手(23)らが登場し、新成人代表と共に学校対抗フリースロー対決を行い、会場を盛り上げた。催しが終わると新成人は仲間との写真撮影を楽しんだ。(磯前有花)