筑波山、梅ほころぶ 紅白鮮やか
筑波山中腹の筑波山梅林(つくば市沼田)で、梅の開花が進み、ほのかに甘い香りを漂わせている。
梅林には約千本の梅が植えられており、つくば観光コンベンション協会によると、紅梅が五分咲き、白梅が咲き始め。全体では三分咲きで、暖冬の影響により例年に比べ10日ほど早いという。観光客らは咲き進んだ木の前で足を止め、写真撮影などを楽しんでいた。
妻と2人で訪れたかすみがうら市稲吉東、無職、伊藤建司さん(71)は「思ったより咲いており、天気も良く心地よかった」と笑顔で話した。
梅林では15日から筑波山梅まつりが開幕。同協会は今月下旬から見頃を迎えると見込んでいる。(吉田雅宏)