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「紬」で経済・産業交流 結城信金 奄美大島信金と提携

業務提携を締結した結城信金の石塚清博理事長(左)と奄美大島信金の伊東寛久専務理事=結城市結城
業務提携を締結した結城信金の石塚清博理事長(左)と奄美大島信金の伊東寛久専務理事=結城市結城


結城信用金庫(結城市、石塚清博理事長)は17日、奄美大島信用金庫(鹿児島県奄美市、築愛三理事長)と業務提携した。結城信金は地元に伝統工芸品の絹織物「結城紬(つむぎ)」があり、奄美大島信金も地盤の奄美大島が「大島紬」の産地であることから「紬」を中心とした経済・産業交流を図り、地域振興につなげる。

結城信用金庫はこれまで、定期預金の契約者に抽選で結城紬の印鑑入れや名刺入れをプレゼントするキャンペーンを展開。業務提携に基づいて今後、賞品に大島紬を取り入れた同様のキャンペーンを実施する。また結城紬や大島紬の着物や小物の店頭展示なども検討していく。奄美大島信金は6月の総代会で結城紬の紹介などを行う方針。

結城信金本店(結城市結城)で調印式が開かれ、同金庫の石塚理事長は「紬の認知度を向上させ、地方創生や地域振興につなげていきたい」とあいさつ。奄美大島信金の伊東寛久専務理事は「情報交換しながら地域経済交流を図っていきたい」と話した。(長洲光司)



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