渡良瀬 遊水地 春告げる 壮大な炎
古河市など4県6市町にまたがる渡良瀬遊水地で21日、恒例のヨシ焼きが行われ、ヨシ原の7割約1000ヘクタールを焼いた。パチパチと音を立てて燃え始めたヨシの火が勢いを増し、次第にヨシ原を包む炎となって、遊水地周辺に春の訪れを告げた。
渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会が主催。良質のヨシの育成や病害虫駆除、貴重な植物の成長促進などを目的に実施している。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、事前に見学自粛が呼び掛けられた。
午前8時半すぎ、遊水地周囲で一斉に火入れ。火は瞬く間に壮大に燃え広がり、数十カ所から黒煙が立ち上がって、やがて日差しを遮るほど上空を覆った。
サイクリングで通り掛かった古河市けやき平、中学1年、岩崎和可奈さん(12)は「初めて見たが、こんなに大規模に燃えるとは」と驚いた様子だった。(溝口正則)
渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会が主催。良質のヨシの育成や病害虫駆除、貴重な植物の成長促進などを目的に実施している。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、事前に見学自粛が呼び掛けられた。
午前8時半すぎ、遊水地周囲で一斉に火入れ。火は瞬く間に壮大に燃え広がり、数十カ所から黒煙が立ち上がって、やがて日差しを遮るほど上空を覆った。
サイクリングで通り掛かった古河市けやき平、中学1年、岩崎和可奈さん(12)は「初めて見たが、こんなに大規模に燃えるとは」と驚いた様子だった。(溝口正則)