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《新型コロナ・影響》関東高校大会中止へ 30競技、茨城の地区・県予選も

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、関東高校体育連盟(高体連)は1日までに水戸市内で関東1都7県の高体連理事長による臨時会議を開き、5、6月に各地で開催を予定していた30競技の関東大会を原則中止とする方針を固めた。これを受け、県高体連は関東大会の地区予選、県予選も中止する考え。

県高体連の久保佳彦理事長によると、東京都をはじめ学校再開の見通しが立っていないことや、本県は3月23日以降に部活動の練習が再開されたものの、他の多くは部活動が依然休止している現状が報告されたという。

仮に開催できた場合でも、移動や宿泊が伴い、公共交通機関の利用も避けられないことから、選手の健康を完全に守れるかどうか難しく、感染拡大を引き起こす可能性も高いことも指摘され、中止方針で一致した。

関東大会は本年、5、6月に30競技が行われ、うち本県では6月6、7日にラグビーと少林寺拳法、同13、14日にセーリングが開催される予定だった。20日の関東理事会で正式に中止決定する方針。

久保理事長は「(関東大会は)選手の日々の努力を試す場だが、安全を考えれば大会ができる状況ではない」と理解を求めた。

全国高校総合体育大会(インターハイ)の予選を兼ねた県高校総体については、現時点で変更はないという。(小池忠臣)

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