無投票の公算 常陸大宮市長選5日告示
任期満了に伴う常陸大宮市長選は5日告示される。立候補を表明しているのは、無所属新人の前県議、鈴木定幸氏(53)のみで、無投票となる公算が大きい。当選3回の現職、三次真一郎氏(71)は引退を表明している。
鈴木氏は2010年に県議初当選。今年2月、県議を3期目途中で辞職し「9年間の県議経験で培った国や県との人脈を生かし、まちを変えていきたい」として出馬表明。人口流出を防ぐ政策の構築を掲げ、常陸大宮駅周辺の再開発、生活インフラの整備、観光資源の再発掘や教育施策、医療体制の充実などを公約に挙げる。
同市議補選(欠員1)も同日告示され、元職と新人の2人が出馬する見込み。
両選挙の投票は12日午前7時から午後6時まで市内42カ所で行われ、同7時半から同市工業団地の西部総合公園体育館で即日開票される。有権者は3万5921人(2日現在)。