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《新型コロナ》常陸太田市職員が感染 茨城県内7人増、0歳児も

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茨城県は6日、県内で新型コロナウイルスの感染が新たに7人確認されたと発表した。うち1人は、30代の姉と60代の父親の感染が確認された常陸太田市の同市役所職員の20代女性。4日に感染確認された神栖市の30代夫婦の娘の0歳児も含まれる。県内で未成年者の陽性が判明するのは初めて。

ほかに、障害福祉サービス事業所「ハミングハウス」(神栖市)の施設利用者の20代女性と陽性だった別の利用者を支援する60代男性と、介護老人保健施設「アレーテル・つくば」(つくば市)の施設職員で土浦市の40代女性と、入所者でつくば市の90代女性、阿見町の60代会社員男性の陽性が判明。7人はいずれも軽症か症状がないという。県内の感染確認は計71人となった。

常陸太田市役所の女性職員は5日に感染が確認された父親と同居。先月27日に都内から帰省した姉も発熱し陽性だった。女性は4日に37〜38度台の熱が出た。最近の海外渡航歴はない。

同市の大久保太一市長は6日夜会見し、「職員の感染経路や濃厚接触者ははっきりしている。今後、感染拡大防止に努めていくことが急務」と話した。

0歳児は2〜4日に37度台の熱が続いたが軽症。夫婦は、愛媛県で感染確認された両親と3月下旬に同市内で会っていた。県は乳児に対応できる医療機関へ親子3人が一緒に入院できるよう調整中という。(今井俊太郎)

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