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《新型コロナ・影響》10市町の茨城県立校、再び休校 部活動指導者、不安と戸惑い

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新型コロナウイルス感染拡大防止を踏まえ、県が6日、感染拡大要注意の10市町にある県立高などを再度休校にすると発表したことを受け、部活動の指導者からは不安の声が相次いだ。

休校が決まった県南地区の県立高野球部の50代指導者は「このような状況で部活動ができなくなるのは仕方ないが、練習不足によるけがなども懸念される」と指摘し、「子どもたちの健康面も考えると、対策を講じた上で部活動を実施したい思いもある」と吐露した。

私立高は各部の判断で活動を決めるが、県南地区の私立高バドミントン部の50代指導者は「部活動実施の有無について、私立と県立で各校それぞれの対応となれば、不安や不公平感を訴える声が出てくるのも分かる」と懸念した。

水戸市は県立、私立問わずに学校の臨時休校実施を県に要請。水戸商サッカー部の佐藤誠一郎監督(56)は一部地域の高校や、J1鹿島とJ2水戸のユースチームが活動自粛をしていることを鑑み、「自分たちだけ練習をやっていてもいいのかどうなのか。何ともしがたい気持ちだった」と複雑な心境を語った。チームとしては2年連続の全国高校総体(インターハイ)出場を目指しているが、今後の大会開催は不透明。最終学年となる3年生に気を配りつつ、「部活動休止の指示が出れば従うしかない」とした。

この日、通常練習を行った同市の私立高野球部の40代指導者は「公共交通機関を使って各地から通学する子どもたちがいる中で心配もある。一斉休校が望ましいのではないか」と望んだ。

感染確認されていない地区からも、休校を求める意見が上がった。昨夏、31年ぶりにインターハイ出場した日立二女子バレーボール部の大畠康弘監督(55)は「県北地域は感染が拡大していないが、県下一斉の休校がいい。閉鎖された地区で終息しても、違う所で出てしまうといけない」と強調した。今夏のインターハイで、女子バレーボールは本県開催。全国高体連は実施の意向だが、「やれるのかどうか。半分くらい難しいと思っている」と本音を口にした。

県高体連は県総体などの予定について検討中だ。3月下旬では新型コロナウイルスが終息すれば、5月から各大会を行う見通しがあったが、感染拡大で実現は困難となり、久保佳彦理事長は「状況が変わっていく中で今後の方針は何とも言えない」と頭を抱えている。(岡田恭平、関口沙弥加)



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