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《新型コロナ・影響》ひたちなか・ネモフィラ 誰もいない“花の海”

ネモフィラが見頃を迎える中、見る人が誰もいない“花の海”が広がる園内=7日午前、ひたちなか市馬渡、吉田雅宏撮影
ネモフィラが見頃を迎える中、見る人が誰もいない“花の海”が広がる園内=7日午前、ひたちなか市馬渡、吉田雅宏撮影


新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休園中の茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園では7日、約530万本のネモフィラが見頃を迎え、丘をひっそりと青色に染め、園内にはいつもと違う、見る人が誰もいない“花の海”が広がっている。

同園によると、今年は栽培面積を過去最大の約4.2ヘクタール、本数を過去最多として、約半年かけて見応えのある丘に仕上げていたが、今年は見頃前の休園となった。

同園は県内でも屈指の観光地で、2017年には1日約10万人超、見頃の25日間に約91万人が詰め掛けた。春の季節の来園者はこれまで約45%が東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県からで、さらに遠方からも足を運ぶ人が多い。

同園は「人が動けば、感染のリスクはどうしても高まる。多くの人に見ていただきたかったが、残念」と話す。同園は当面の間、臨時休園するという。(鹿嶋栄寿)



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