《新型コロナ・感染拡大防止》つくばみらい市、みらい平駅に消毒液 都内通勤者多く

新型コロナウイルスの感染を予防しようと、つくばみらい市は7日、つくばエクスプレス(TX)みらい平駅にアルコール消毒液を設置した。同市は都内への通勤者も多いことから、帰宅前に手の消毒を行いやすい環境づくりをすることが狙い。
市によると、みらい平駅改札付近に1リットルの消毒液計4本を設置した。TX各駅では以前より、鉄道事業者が駅窓口に消毒液を設置している。今回はみらい平駅にのみ、市が独自に消毒液を設置したという。消毒液は市内のボランティア団体や企業から寄付されたものを活用しているという。
同市は都心への通勤者が多いことやTX沿線自治体であることから、「市民への手指消毒を積極的に進めていく」としている。同駅から都内に通勤する会社員の男性(36)は「消毒液不足もあり、とても助かる」と話した。(吉原宗康)