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《新型コロナ・生活情報》常総市 出前や持ち帰り補助 1品上限300円、飲食店支援

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛を受け、利用客が減少している飲食店を支援するため、常総市は10日、市民が出前やテークアウトを利用した際に、市が商品価格の一部を補助すると発表した。対象となる業者を14日から募集し、23日から8月31日まで実施する予定。市によると、このような取り組みは県内初。

支援対象は市商工会員で、市内で出前やテークアウトを行う飲食店。市では70業者を想定している。募集は20日まで。

飲食店が出前やテークアウトで提供する商品1品につき、市が販売価格の半額(上限300円)を補助する。例えば、700円の商品を出前した場合、利用者は400円で購入することができる。

飲食店は補助分を差し引いた価格で商品を提供し、後日、補助分を市に請求してもらう仕組み。事業費は2100万円。補正予算案が9日、同市議会で可決された。

市は、市内飲食店の支援とともに、市民の外出自粛を促し感染拡大を防ぎたいとし、神達岳志市長は「(取り組みの利用により)市内飲食店を少しでも支援したい」と述べた。 (吉原宗康)



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