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新型コロナ感染で入院の男性、募る不安吐露 「いつ退院できるか」 励まし受ける一方で誹謗中傷も

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新型コロナウイルスへの感染が確認された茨城県内在住の男性(48)が17日、茨城新聞の電話取材に応じ、感染判明の経緯や心境などを語った。判明前から現在まで症状は出ていないものの、入院先の検査では現在も陽性が続いている。知人からは励ましを受ける一方、中傷も受けた。男性は「先が見えない。いつ退院できるのか」と、隔離された中で募る不安を吐露した。

男性は県外の飲食店で会食。その後の検査の結果、感染が確認された。現在は県内の感染症指定医療機関に入院している。

感染拡大を受け、男性は移動に車を使い、マスクを着用するなど注意を払っていたが、それでも感染した。会食は仕事も絡んだ深交の場だった。

会食相手の感染を知り、自ら帰国者・接触者相談センターに連絡。会食から10日以上経過しており、保健所からは当初、数日間の自宅待機を要請された。だが別の会食相手が体のだるさや微熱を訴えた。男性は「念のため」と保健所に対し検査を強く頼み込んだ。

検査結果は陽性だった。「終わった」とショックを受けた。

家族や周囲に感染を広げていないか、会社への風評被害はないか-。さまざまな思いが駆け巡り、「いずれ感染するとは思っていたが、今回は症状が出ていない分、ショックも大きかった」と振り返る。

病室では家族や友人、仕事先との電話のほか、テレビを見るなどして過ごす。電話は多くが励ましの声だった。「なぜ県外に行ったのか」という批判や、誹謗(ひぼう)中傷も受けた。

入院後に数回、PCR検査を受けた。いずれも陽性だった。不自由な毎日に「自分の責任。仕方がない」と思う一方、退院時期が見通せず、今後の仕事などへの影響が脳裏をよぎる。「精神的にきつい」と不安を口にした。

感染判明後、男性と接触した多くの関係者が検査を保健所に訴えた。検査できたのは男性の家族と会社関係者だけだったという。いずれも陰性だった。

男性は「感染拡大を防ぐだけでなく、風評被害を防ぐためにも、国民全員が検査を受けられる体制をつくるべきだ」と訴えた。

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