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車で注文、期間限定 持ち帰り弁当販売 ビアスパークしもつま

テークアウト用のオムライス弁当を紹介する照沼圭介料理長=下妻市長塚乙
テークアウト用のオムライス弁当を紹介する照沼圭介料理長=下妻市長塚乙


下妻市長塚乙の「ビアスパークしもつま」は20日、期間限定で弁当のテークアウト事業を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、利用者は施設の正面入り口に車を止め、弁当を注文するドライブスルー方式を採用した。期間は5月1日まで。

ビアスパークは天然温泉やレストラン、宿泊施設を備えた複合施設だが、新型コロナの影響で5月6日まで休館。そのような中、小中学生2人の父親の照沼圭介料理長(42)が同事業を発案した。

「ドライブスルーこども食堂」と銘打ち、子供300円(税込み)、高校生以上600円(同)で販売。メニューは日替わり2種類とハンバーグやオムライスなどの定番弁当4種類の計6種類がある。利用者は車に乗ったままメニュー表を見て従業員に注文する仕組みだ。

都内のミシュラン星付きの店で腕を磨いた経験を持つ照沼料理長は「栄養バランスを考え、野菜も多め。気軽に立ち寄ってほしい」と話す。弁当を三つ購入した同市南原の木村純子さんは「外出自粛で毎日、自宅でご飯を作るのは大変。(種類が多く)テークアウトは楽しみ」と話した。

期間中の4月22、23、27日は休み。時間は平日午前11時〜午後2時、土日祝は午前11時〜午後3時。問い合わせは(電)0296(30)5121
(小林久隆)

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