《新型コロナ対策》中国出身2人が取手市にマスク4000枚 「日本頑張れ」市民にエール
新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、取手市にゆかりのある中国出身者2人が23日、不織布マスク4千枚を市に寄付した。2人が同日、市役所に藤井信吾市長を訪ね、マスクを手渡した。
寄付をしたのは、中国アパレル企業日本代表の崔梅花さんと、崔さんの知人で市内の貿易会社に勤める兪明鶴さん。両社ともマスクを取り扱っており、「少しでも役に立てば」と崔さんが3千枚、兪さんが千枚用意した。マスクの入った段ボール箱には「千山同一月 万戸尽皆春」の漢詩と「日本頑張れ」の言葉を添え、市民にエールを送った。
藤井市長は「マスク不足の中、大変助かる。ありがたい」と謝意を示した。市は、保育所や保健センターの医療機関向け備蓄物資として活用していく。