次の記事:残業申請しないよう求める 不適切指導

《新型コロナにまけない》茨城町のスポーツ少年団 児童ら率先、地域に手作りマスク寄贈へ

マスクを手作りした茨城スーパーフロンティアの団員たち=茨城町内
マスクを手作りした茨城スーパーフロンティアの団員たち=茨城町内


茨城町内のドッジボールのスポーツ少年団「茨城スーパーフロンティア」(小川啓之団長、団員32人)の児童たちが、布製マスクを手作りし、近く町や町内の福祉施設などに寄贈する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で活動休止を余儀なくされている児童たちが、自宅で1人3〜4枚を手作りした。

スーパーフロンティアは同町立葵小学校と長岡小学校の1〜6年生で構成。通常は週4日間、午後4時から8時まで、葵小の体育館で宿題をこなした後、練習に励んでいる。2018年から3年連続で関東ドッジボール選手権大会に出場するなどの好成績を残しているが、3月8日から活動休止となり、自主練習の日々が続いていた。

「日本一あいさつのできるチームを目標に指導してきた。地域の人たちに支えられている」と小川団長。休止はしていても、チームとしての一体感を保ち、地域社会に貢献しようと、マスクの手作りを発案した。

葵小6年でキャプテンの木内逢二君(11)は「皆と話したり、遊んだり、練習もできないので寂しい」と早く学校に戻りたい様子。自作のマスクに「(手作りは)難しかったけど、洗えば何度も使えるのでいいと思う」と話していた。(鈴木信竹)



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース