新型コロナ 茨城県内で3人感染 計160人に
茨城県と水戸市は25日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計3人確認されたと発表した。うち2人は、水戸市の50代無職男性と、同居する母親で70代無職女性。ほか1人は、龍ケ崎市の50代会社員女性で、21日に陽性が判明した60代交番相談員男性の妻。県内の感染確認は計160人となった。
水戸市によると、50代男性と70代女性はいずれも軽症。ともに13日から、発熱やせきなどの症状が見られたため、25日にPCR検査をした結果、陽性が判明した。8日には都内から親族が帰省しており、市が今後調査を進める。
龍ケ崎市の50代女性は県内の会社に勤務。症状はなく、同居する夫の濃厚接触者として24日にPCR検査を実施し、陽性が判明した。県によると、夫の感染が確認された21日以降は出勤しておらず、外出も控えていた。
また、25日に県内75例目の医療機関に勤務する古河市の30代女性が退院。いずれも軽症で自宅療養中だった32例目の神栖市の30代施設職員女性と、113例目の結城市の40代会社員男性が検査の結果、陰性となった。自宅療養していた感染者の回復は初めて。
県によると、25日正午現在で待機を含めた自宅療養者は32人。(志賀敦文、前島智仁)
■県内感染確認者
160人
うち死者 6人
退院・退所
および回復28人
(県発表、25日午後10時現在)