《新型コロナ対策》守谷市、消毒液配布始まる
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い消毒用アルコール不足が深刻化する中、感染防止に役立ててもらおうと、守谷市は25日から消毒液の次亜塩素酸水の配布を始めた。市は当面の間、毎日配布する。
同市大柏の市役所には配布場所を2カ所設置。午前10時開始予定だったが、同9時20分ごろから市民が訪れた。一方、密集になることを避け、待ち時間を短縮できるよう市が講じた広報対策が奏功し、大勢の市民で会場がごった返すようなことは、この日はなかった。
会場では、職員が消毒液の使い方を説明するとともに、「1週間で効力がなくなるので、また取りに来てください」と市民一人一人に呼び掛けた。同市松ケ丘、主婦、上野順子さんは「アルコールは全然、手に入らない。すごくうれしいし助かる」と話していた。