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《新型コロナ》茨城県内、1人感染 美浦の看護師

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茨城県は28日、県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認されたと発表した。守谷慶友病院(守谷市立沢)で看護師として働く美浦村の50代女性で、入院中の感染者の看護を担当していた。同病院は感染防護策を徹底していたが、県は「看護していた患者からの感染は否定できない」としている。県内の感染確認は計162人となった。

県によると、女性は軽症。27日に37度台の発熱や全身倦怠(けんたい)感を訴えた。翌28日にはせきなどの症状も出て、同日陽性が判明した。最後の出勤は27日だった。

県は濃厚接触者の調査を急いでおり、今後必要に応じて検査を行う。28日時点で他の職員や患者で症状を訴えている人はいない。

同病院は感染症指定医療機関ではないが、入院協力医療機関の一つとして県内感染者の入院に対応してきた。病院は今後も感染者の入院治療は継続するが、救急外来と新規入院の受け入れは4月末まで休止する。

ほかに、県内111例目の古河市の70代女性が27日に、同78例目の取手市の20代女性が28日にそれぞれ退院した。(戸島大樹)

■県内感染確認者
162人
うち死者 6人
退院・退所および回復33人
(県発表、28日午後10時現在)

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