大洗・小谷町長、出馬取りやめ
9月21日任期満了の大洗町長選で、7選を目指し立候補表明していた現職の小谷隆亮町長(80)が1日、出馬を取りやめる意向を表明した。町議会臨時会の最後に発言を求め、「9月の任期まで、次を担っていく人につなげられるよう、新型コロナウイルス問題に対応していく」と述べた。その後の茨城新聞の取材に対し、立候補取りやめを認め、理由を「家族の健康上の問題」と説明した。
小谷氏は、任期満了まで新型コロナウイルス対策に取り組む姿勢を示し、「任期中、町民に安心いただけるよう取り組んでいく」と述べた。
小谷氏は1996年に初当選し、現職首長では最多選。現在、全国市町村職員共済組合連合会理事長や、全国市町村水産業振興対策協議会長なども務める。
町長選では新人1人に立候補の動きがある。