2020年5月8日(金)

《新型コロナ対策》茨城県、要請解除へ基準 独自策定4段階 15日、一部緩和も

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請や外出自粛要請を巡り、大井川和彦茨城知事は7日、会見し、要請を段階的に解除するための茨城県独自の基準を発表した。県内の感染拡大の状況や医療提供体制、本県に影響のある都内の感染状況を踏まえ、4段階の「ステージ」別に基準を示した。本県は現在、最高レベルのステージ4に応じた対策を取っているが、今後約1週間、感染拡大がおおむね抑えられた状況が続けば、1段階下のステージ3に移行する。順調にいけば15日にも外出自粛や休業要請の対象などが一部解除される。

判断指標は、重症病床稼働率▽1日当たりの県内陽性者数▽陽性率▽1日当たりの都内の経路不明陽性者数-など6項目。いずれも直近1週間平均の数値。

それに基づき、「感染爆発・医療崩壊のリスクが高い状態」(ステージ4)▽「感染が拡大している状態」(同3)▽「感染がおおむね抑制できている状態」(同2)▽「感染が抑制できている状態」(同1)の4段階で、外出自粛、休業要請、学校再開の各判断基準を示した。

大井川知事は、県内の感染の現状がステージ2にあるとした上で、対策については「厳しく」ステージ4としていると説明した。

ステージ3の指標は、県内陽性者数が1日10人以下、都内の感染経路不明者が1日100人以下、病床稼働率70%以下など。

対策がステージ3になると、高齢者など重症化リスクが高い人以外は平日昼間の外出自粛が解除され、休業要請も「3密」が重なりやすい業種に限定される。県立学校の休校は継続となり、公立小中学校にも同様の対応を要請する。

さらにステージ2では、高齢者などを除き、週末・夜間を含めた外出自粛要請を解除。休業要請は、濃厚接触が避けられない一部業種に限定され、スポーツクラブやパチンコ店などが対象から外れる。飲食店の営業時間短縮要請も解除される。学校は週3〜5日程度の分散登校が始まり、3こま程度で授業も実施。

ステージ1は原則、外出自粛や休業要請は行わない。学校は通常登校とし、部活動や給食も再開する。

大井川知事は「コロナ対策は長期戦。どういう状況になったら緩和されるかなど数値的なものを示し、透明性を持たせることが重要」と説明。ステージの変更については「2週間程度の観察期間を見ながら緩和の判断をする」とし、再び感染拡大するなど状況が悪化した際は、速やかに厳しい対策のステージに戻す方針を示した。



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