《新型コロナにまけない》水戸市内3飲食店協力 茨城県内希望者に無料で弁当 お笑いコンビ企画・発信
地元茨城支援企画「〜働いている方々応援プロジェクト〜」として茨城県出身のお笑いコンビ「すいたんすいこう」が水戸市内の飲食店の協力を得て、3〜5日の3日間、県内の公共施設や社会福祉施設などに無料で約200個のお弁当を配った。「sushi dining 蛇の目」、「中華屋 龍影」、「中国酒家 華猿」が協力した。
新型コロナの感染が拡大する中で、「蛇の目」の鯨岡敬生さん(45)が「飲食店でも今何か役に立てることはないか」と思い、県内で活性化のイベントを多く手掛けている、すいたんすいこうの2人に相談し、今回の企画が生まれた。
すいたんすいこうは外出を控え、都内から会員制交流サイト(SNS)などを活用し、イベントのPRや配達希望者を募集。鯨岡さんと県内在住のすいたんすいこうのマネジャー、須藤涼子さん(39)がお弁当を希望者に届けた。
最終日の5日には水戸市川又町の芽子(めご)にんにく農家、大谷広城さん(53)方に配達した。お弁当を受け取った大谷さんは「とてもうれしく思う。早くコロナが終息して飲食店などが復帰してほしい」と話した。
鯨岡さんは「快く受け取っていただいて、とても幸せな気分になった」と笑顔で話した。