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新型コロナで休園の東筑波ユートピア営業再開 動物と触れ合い笑顔 茨城県外からの来園も

営業再開から初めての週末を迎えた「東筑波ユートピア」=石岡市吉生、菊地克仁撮影
営業再開から初めての週末を迎えた「東筑波ユートピア」=石岡市吉生、菊地克仁撮影


新型コロナウイルス感染拡大の影響で休園していた石岡市吉生の自然動物公園「東筑波ユートピア」は9日、ゴールデンウイーク明けに営業再開して初めての週末を迎えた。家族連れが多く訪れ、園内には小動物と触れ合う子どもたちの笑顔があふれたが、駐車場には東京をはじめ、千葉や埼玉など他県ナンバーも多く見受けられた。

同園は、4月16日に本県が「特定警戒都道府県」となった後の同月18日から営業を自粛。しかし餌代や人件費など経費は月約200万〜300万円に及び、休園が長引けば経営難に陥ると判断。「3密」回避と来場者へのマスク着用要請など、感染防止策を講じた上で5月7日から再開した。

再開のニュースをテレビで見て訪れた県外者も。東京から4歳の息子と車で来た夫婦は「幼稚園が休園になり自分たちはテレワーク。3人でずっと家にこもり切りで疲れてしまった。子どもが動物好きなので来てみた」と話す。

同園は「再開するなと脅迫する電話もあった。でもここは行き場のない動物を預かっている所。つぶれてしまったら本当に動物たちは行く所がなくなってしまう」と苦しい胸の内を明かした。



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