《新型コロナ対策》筑西市議6人が政務活動費返上

新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらおうと、筑西市議6人が15日、本年度分の政務活動費計144万円を返上すると市に申し出た。6人は市役所を訪れ、須藤茂市長に政務活動費返上の申し出書を手渡した。すでに各市議が受領した本年度4〜9月分の政務活動費は返還する。
今回政務活動費を返上した市議は、明政会の4人と公明の2人。明政会代表の大嶋茂市議は「市民と痛みを共にしたい。政務活動費は返上し、政務活動は自費で行う。これから市の経済対策も重要になってくる」と話した。須藤市長は「申請を取り下げていただくのは非常に助かる。(新型コロナウイルス感染症対策を)しっかりやっていきたい」と感謝した。
同市では7日、別の市議14人が政務活動費の返上を市に申し出ており、全市議23人のうち20人までが返上している。