《新型コロナ対策》新鮮春野菜を販売 24日、ドライブスルーで 日立
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日立市を中心とした若手農家グループ「リアグリ」は24日、同市助川町1丁目の市役所駐車場で「日立ドライブスルーマルシェ」を開催する。地元で採れた新鮮な春野菜などの詰め合わせを販売する。
リアグリは、昨年5月、農家同士の交流や振興を図るため、県北地域の6農家で働く20〜40代の農業生産者計8人で結成された。新型コロナの影響で飲食店への納品が減少する中、外出を控える市民たちにこだわりの野菜を味わってもらおうと、ドライブスルー形式でのマルシェを企画した。
農産物はあらかじめ紙袋やダンボール箱に詰めて販売する。内容は各農家が生産した春キャベツや新タマネギ、ベビーリーフなど彩り豊かな野菜など。5品入りの1箱千円(税込み)と、13品入りの1箱2千円(同)の計50箱限定。車1台につき1箱まで購入可能だ。「3密」を防ぐため、主催する生産者らが積み込みも行う。
販売時間は午前8〜10時まで(売り切れ次第終了)。雨天決行。
主催者代表を務める「樫村ふぁーむ」(同市十王町伊師)の樫村智生さん(30)は「野菜本来のおいしい味を知るきっかけになってほしい。食卓を豊かにして、皆さんを元気づけたい」と話した。