《新型コロナ対策》阿見の市民団体が「余剰の食品寄付を」 23日、町商工会駐車場で
新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮している世帯を支援しようと、阿見町の市民団体「ami seed」は23日、阿見町岡崎の同町商工会の駐車場で、家庭で余っている食料品や菓子などの寄付を受け付ける。家庭などで余っている食品を集めて無償で必要としている人に提供する「フードバンク」活動の一環。
募集するのは、缶詰やレトルト食品、お菓子など常温で保存が可能で、未開封、賞味期限が2カ月以上ある食料。23日、同所で午前11時から午後2時まで受け付ける。寄付された食品は新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮しているひとり親世帯や高齢者などに配る予定。
同団体は、ひとり親世帯や高齢者など困っている住民を支援しようと、4月に設立した。同町在住の30〜50代の女性を中心に構成。現在は自立支援センターの子どもたちなどに、弁当の無償配布などを行っている。清水直美代表は「多くの人に支援が行き渡るように協力してほしい」と話した。