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《新型コロナ対策》下館工高へフェースシールド寄付 京三電機

フェースシールドを手渡す京三電機の野口享治取締役(右)=筑西市玉戸の県立下館工高
フェースシールドを手渡す京三電機の野口享治取締役(右)=筑西市玉戸の県立下館工高


本格的な登校再開を前に、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、製造業の「京三電機」(古河市)は4日、県立下館工高(大和田淳校長)にフェースシールド84セットを寄贈した。

フェースシールドは、同高のOB、OGを含む同社従業員の有志が集い、ボランティアで1万5千セットを製作。先月18日から、消防署や医療機関をはじめ、古河市や結城市を通じて、小中高校などに無償で提供している。フェースシールドのフレーム部分は、樹脂材料の廃材が再利用されている。

野口享治同社取締役(55)は、組み立て方法を説明し、「(同高の)OBやOGも母校に恩返ししたいという気持ちもあると思う。わずかだが、感染予防に役立ててほしい」などと話し手渡した。

大和田校長(58)は「環境にも配慮され、使う人を考えた設計。生徒たち、先生方双方の安心につながるよう、すぐにでも先生方に配布し、授業で活用したい」と感謝した。

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