Jリーグ再開 J2水戸のGK本間、燃える「サッカーの価値、証明したい」 在籍22年目
Jリーグ再開に向け、水戸在籍22年目のGK本間が変わらず精力的に練習に取り組んでいる。経営難にあえいだ時期や東日本大震災など、クラブの苦しい時期を知るベテランに再開に向けた意気込みや思いを聞いた。
─練習が再開した。
幸せなことだと再認識した。たくさんの人が命を懸けて頑張ってくれたおかげ。素晴らしいプレーを見せなければという使命感が生まれている。サッカーをする価値があることを世の中に証明したい。
─コンディションは。
何もしなかったら引退。そうならないようにポジティブに捉えることができている。集中的に鍛える時間に捉えて、課題を改善し、良い部分は伸ばしている。トレーニングが始まって、若手よりも状態はいいと感じる。
─休止期間もクラブは積極的に発信した。
さまざまな取り組みを進めているクラブには感謝している。選手も時間があるので、話題をフロントと共有し、有意義な時間にできた。クラブの大きな成長だと思う。本気でクラブをよくしようとする人がたくさんいることを中断期間中に改めて実感した。
─選手も協力していた。
よりよい発信をチームのためにやることが僕らの使命。フットボールだけでない姿を見てもらい、より共感してもらいたい。サポーターが入ったスタジアムをクラブの全員が楽しみにしているし、その時の雰囲気をグレードアップさせたい。
─在籍22年目で感じるクラブの変化は。
まずは人が変わった。ケーズデンキスタジアムもできた。認知度も広まっている。長い時間かけていい方向に進んでいるのは確かで、着実にやっていくというところが伝統になっている。クラブOBも帰ってくれている。苦しい時こそ何か起こせるはずと、みんなが同じ方向を向いている。
─一番印象に残っている試合は。
今は東日本大震災の後の徳島戦だ。メインスタンドが崩れている中でのプレーだった。スタジアムに駆け付けてくれたサポーターの姿も忘れていない。自分たちのためにじゃなくて人のためにプレーした。内容もドラマチックな勝利だった。試合が終わった後にサポーターも泣いて喜んでくれてた。一生忘れられない。ともに頑張っていこうと誓った。
─中断からの再開は震災の時と同じだ。
あの時もサッカーをしていていいのか、半信半疑の中の再開だった。やるからには何かを届け、感じてもらいたい。きれいなサッカーではなく、熱い気持ちの部分が感じてもらえるし、表現しないといけない。クラブの色やスタイルも出していきたい。
─水戸でプレーし続ける理由は。
地元であることと、人が大きい。このクラブをつくった石山徹社長(故人)の思いを知っている。志半ばだった。僕が勝手に思いを引き継ぐ気持ちでいる。このクラブでJ1に上がれたら夢のような話だと思う。また、苦しい環境でも文句も言わず、楽しくクラブのために頑張った仲間を全員知っている。その人たちに誇ってもらえるクラブにするのが大きな目標だ。
─練習が再開した。
幸せなことだと再認識した。たくさんの人が命を懸けて頑張ってくれたおかげ。素晴らしいプレーを見せなければという使命感が生まれている。サッカーをする価値があることを世の中に証明したい。
─コンディションは。
何もしなかったら引退。そうならないようにポジティブに捉えることができている。集中的に鍛える時間に捉えて、課題を改善し、良い部分は伸ばしている。トレーニングが始まって、若手よりも状態はいいと感じる。
─休止期間もクラブは積極的に発信した。
さまざまな取り組みを進めているクラブには感謝している。選手も時間があるので、話題をフロントと共有し、有意義な時間にできた。クラブの大きな成長だと思う。本気でクラブをよくしようとする人がたくさんいることを中断期間中に改めて実感した。
─選手も協力していた。
よりよい発信をチームのためにやることが僕らの使命。フットボールだけでない姿を見てもらい、より共感してもらいたい。サポーターが入ったスタジアムをクラブの全員が楽しみにしているし、その時の雰囲気をグレードアップさせたい。
─在籍22年目で感じるクラブの変化は。
まずは人が変わった。ケーズデンキスタジアムもできた。認知度も広まっている。長い時間かけていい方向に進んでいるのは確かで、着実にやっていくというところが伝統になっている。クラブOBも帰ってくれている。苦しい時こそ何か起こせるはずと、みんなが同じ方向を向いている。
─一番印象に残っている試合は。
今は東日本大震災の後の徳島戦だ。メインスタンドが崩れている中でのプレーだった。スタジアムに駆け付けてくれたサポーターの姿も忘れていない。自分たちのためにじゃなくて人のためにプレーした。内容もドラマチックな勝利だった。試合が終わった後にサポーターも泣いて喜んでくれてた。一生忘れられない。ともに頑張っていこうと誓った。
─中断からの再開は震災の時と同じだ。
あの時もサッカーをしていていいのか、半信半疑の中の再開だった。やるからには何かを届け、感じてもらいたい。きれいなサッカーではなく、熱い気持ちの部分が感じてもらえるし、表現しないといけない。クラブの色やスタイルも出していきたい。
─水戸でプレーし続ける理由は。
地元であることと、人が大きい。このクラブをつくった石山徹社長(故人)の思いを知っている。志半ばだった。僕が勝手に思いを引き継ぐ気持ちでいる。このクラブでJ1に上がれたら夢のような話だと思う。また、苦しい環境でも文句も言わず、楽しくクラブのために頑張った仲間を全員知っている。その人たちに誇ってもらえるクラブにするのが大きな目標だ。