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チョウゲンボウに子育ての“優良物件” 取手のJR橋りょう

巣立ちの機会をうかがうチョウゲンボウの幼鳥=取手市取手
巣立ちの機会をうかがうチョウゲンボウの幼鳥=取手市取手
チョウゲンボウが営巣しているJR常磐線利根川橋りょう鉄骨の穴(丸印)=取手市取手
チョウゲンボウが営巣しているJR常磐線利根川橋りょう鉄骨の穴(丸印)=取手市取手


鉄橋に“優良物件”あります-。取手市取手の利根川河川敷に架かるJR常磐線利根川橋りょうで、ハヤブサの仲間、チョウゲンボウが巣立ちのピークを迎えている。

「とりで鳥の会」(林恵治代表)によると、チョウゲンボウは小型の猛禽(もうきん)類で、ハトほどの大きさ。本来は山沿いの険しい崖などに営巣する。河川敷には2月から集まり始め、4月上旬に産卵、5月上旬にふ化し、現在は巣立ちの時季となっている。

チョウゲンボウは、地上から20メートル以上もある橋桁の鉄骨の穴に営巣。七つの営巣場所が確認できており、同一エリアにこれだけ巣が集中するのは珍しいという。一つの穴に平均3羽がいて、幼鳥はしきりに外の様子をうかがったり、羽をばたつかせたりするなどして巣立ちの機会を探っている。

同会の小川文夫さん(70)は「高い場所に巣があるので外敵から襲われにくい。河川敷はネズミなど(鳥の)餌が豊富にいるので、営巣地として適しているのではないか。チョウゲンボウにとって、ここは安全に子育てができる優良物件だと思う」と分析する。

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