次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

常総市長選 神達氏が再選 「水害復旧・復興を完全に成し遂げる」

万歳をせずに支持者と当選を喜ぶ神達岳志氏=常総市豊岡町
万歳をせずに支持者と当選を喜ぶ神達岳志氏=常総市豊岡町


任期満了に伴う常総市長選は5日、市内36カ所で投票が行われ、即日開票の結果、無所属の現職、神達岳志氏(51)=公明推薦=が、無所属新人の元県議、飯田智男氏(60)を退けて再選を果たした。当日有権者は4万8828人で、投票率は62・17%(前回63・83%)。

同市豊岡町の選挙事務所近くでは同日午後10時半ごろ、当選確実の報とともに大歓声が上がった。神達氏は大勢の支持者が万歳する中、熊本豪雨で多数の死者が出ていることを理由に、万歳することなく、神妙な面持ちで静かに再選の報を受け止めた。

報道陣の取材に対し、「常総市はずっと市長が1期交代、そのジンクスを打ち破ることができた。市民ひとりひとりが1期交代ではだめだということが理解された」と喜びを語った。2期目について、「常総水害からの復旧・復興を完全に成し遂げていく」と強調した。選挙選の争点であった圏央道常総インターチェンジ周辺の道の駅事業については、「アフターコロナの時代、都心から地方への人の流れが加速する。その時に(常総市に)拠点となる場所を市民とともに作り上げていきたい」と意欲を示した。

元県議同士の現新一騎打ちとなった選挙戦は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)常総インターチェンジ(IC)周辺開発の在り方や、人口減少対策を巡り舌戦が繰り広げられた。

神達氏は1期目4年間の実績を掲げ、5年前の常総水害後、国や県の支援で復旧・復興が進んだことを強調。「防災先進都市のまちづくりは始まったばかり」と市政の継続を訴えた。「継続なくして、成長なし」を前面に掲げ、常総IC周辺開発による税収増や、公共交通網の整備などの公約を訴えた。

【神達岳志(かんだつたけし)氏の略歴】県小学生ハンドボール連盟会長。当選2回。元水海道青年会議所理事長。県議当選3回。上武大卒。豊岡町

■常総市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当 15956 神達岳志 無現
-  14147 飯田智男 無新

最近の記事

茨城の求人情報

工場の電気工事スタッフ/経験者優遇/未経験歓迎/残業ほぼなし 【株式会社蜷川電設】
 エリア:茨城県
雇用形態:正社員
  給与:月給20万円~40万円

【仕事内容】<複雑な工場の電気工事。だからこそ様々な経験が出来る!> 千葉県を拠点に、茨城県内で電気工事を手掛けている株式会社桶川電設です。 今回事業拡大に伴い、従業員を募集します。 計測工事、計装工事、溶接工事、高圧・弱電工事、配管工事を主に手掛けています。 経験の有無は問いません!将来性の高い仕事ですので一度手に職つければ長く働ける業界です。 また、あなたの要望を是非お聞かせ下さい。 蜷川...

スポンサー:求人ボックス

全国・世界のニュース