フェースシールド、稲敷市に2000個寄贈へ 不二プラスチック
小中学校での新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらおうと、稲敷市幸田のプラスチック加工業、不二プラスチック(池下龍一郎社長)は9日、フェースシールド60個と目録を同市に贈った。同社は追加で寄贈する分を現在制作中で、7月下旬までに計2千個を同市に寄贈する。
同社のフェースシールドは、眼鏡の上から装着しても視界がゆがみにくく、マスクと併用しても曇りにくいのが特徴。同市は、市内の小中学校14校で活用する。
池下社長は「50年ほど前に工場を移してから稲敷の人に働いてもらってきた。市のお役に立てれば」と寄贈を決めた。目録を受け取った筧信太郎市長は「市内の企業から協力を頂けるのは非常にありがたい」と感謝した。