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反射材付きの手作りマスク ひたちなか署など高齢者施設に寄贈

反射材付きの手作りマスクを手渡すひたちなか市高齢者クラブ連合会女性部の(左から)岸弘子さん、渡辺千枝子さん=同市烏ケ台
反射材付きの手作りマスクを手渡すひたちなか市高齢者クラブ連合会女性部の(左から)岸弘子さん、渡辺千枝子さん=同市烏ケ台


ひたちなか警察署(遠藤丈志署長)とひたちなか地区交通安全協会(内田雅恵会長)は7日、ひたちなか市高齢者クラブ連合会(石井賢司会長)が作った反射材付きの手作りマスク100枚を同市烏ケ台の恵苑デイサービス事業所などに寄贈した。

新型コロナウイルスの影響で春の交通安全運動のイベントが中止になる中、同署は感染対策で着用が求められているマスクで交通安全を呼び掛けようと、同連合会に制作を依頼した。

同会女性部の約15人が2週間で500枚を作った。マスクには両端に反射材が付けられ、夕暮れ時や夜間に走行中の車が遠くからでも気付きやすいようにした。

同日、遠藤署長と同会女性部の渡辺千枝子さん(71)、岸弘子さん(83)らが同事業所を訪ね、利用者に直接手渡した。

遠藤署長は「マスクを着けて事故防止に役立ててほしい」と呼び掛け、渡辺さんと岸さんは「心を込めて作ったので、大切に使ってほしい」と話した。

同事業所を利用する大和田昇さん(88)は「わざわざ作っていただきありがたい。暗くなってきたらこのマスクを着けて歩きたい」と述べた。

残り400枚は同署で運転免許証を返納した人に配る予定。

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