園児ら大輪楽しむ 北茨城の保育園
新型コロナウイルス感染症の収束を願う花火約120発が11日、北茨城市中郷町日棚の中郷保育園(渡辺操園長)の催しとして打ち上げられた。色とりどりの大輪の花が、北茨城の夜空を彩った。
同園は毎年恒例の夏祭り会を中止。「何もイベントがなくなってしまうので、打ち上げ花火だけはやろうと決めた」(渡辺園長)。観覧者同士が密集した状態にならないよう、職員が誘導した。
保護者と子どもたちは「きれい」「花火の形が面白い」などと声を上げながら、夏のひとときを楽しんでいた。渡辺園長は「新型コロナの早期収束と、一体になって前を向いて頑張ろうという気持ちを込めた」と話した。