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《新型コロナ》都内への移動自粛要請 大井川茨城県知事、都民来県も「控えて」

都内への不要不急の移動・滞在について県民に自粛を呼び掛ける大井川和彦知事=県庁
都内への不要不急の移動・滞在について県民に自粛を呼び掛ける大井川和彦知事=県庁
本県の緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標
本県の緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指標


東京都内を中心に新型コロナウイルスが再び感染拡大していることを受け、茨城県の大井川和彦知事は20日、県庁で臨時会見を開き、県民に対し、都内への不要不急の移動・滞在を自粛するよう要請した。併せて、都内在住者に対しても、観光などでの本県来訪を控えるよう求めた。県独自の判断指標のうち、都内の感染状況に関する項目が18日以降、最も警戒度が高い「ステージ4」になったことを受けた対応。ただ、県のコロナ対策については「ステージ2」のまま据え置き、引き続き外出自粛や休業要請は行わないとした。

県民の都内への移動などを巡り、大井川知事は10日の会見では「実質的に自粛してと言っているのに近い」との表現で、慎重な対応を求めていた。今回は「(都内の感染状況は)もうオブラートに包んだような言い方は許されない」として、「移動自粛を明確にお願いする」と強調した。

ステージ4となった指標は「都内の1日当たりの経路不明陽性者数」で、19日時点では110人(1週間平均)となっている。県内に関する残り5指標は同1か2を保っている。

会見ではほかに、都内在住の家族への帰省呼び掛けの自粛▽都内への通勤・通学者の移動時の感染防止対策の徹底▽通勤・通学者が高熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出た場合は迷わず「帰国者・接触者相談センター」に連絡・相談すること-を県民に求めた。

大井川知事は「もう夜の街だけを危険視する状況でなく、都内は市中感染が広まっている可能性がある。会食などは感染状況が落ち着くまで延期を考えてもらいたい」と訴えた。

政府の観光支援事業「Go To トラベル」を巡っては、「コロナ対策はなるべくピンポイントでやるよう工夫して経済活動と両立することを目指さないと、同じように外出自粛と休業要請を繰り返さざるを得なくなる」との考えを示す一方、東京都発着の旅行が除外されたことには「東京都はそういうことは許されない感染状況で、やむを得ない」と理解を示した。

また、感染者と接触した可能性がある人にメールで通知する本県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」の普及に向け、キャラバン隊による周知や「いばキラTV」の活用などに取り組むと説明。県宿泊促進事業(いばらき応援割)などの事業者向け支援策の条件に、同システム登録を必須項目として設定する方針も明らかにした。

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