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《新型コロナ》茨城、5人感染 栃木の集会参加者の子どもら 累計235人に

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茨城県は22日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに5人確認されたと発表した。このうち筑西保健所管内の10代男子生徒と古河市の未就学男児は、これまでに陽性判明した同居家族の濃厚接触者。東海村の20代無職女性は都内で陽性者と接触があり、取手市の30代会社員女性は都内勤務。古河市の20代会社員女性は、常陽銀行総和支店に勤務する。いずれも21日に陽性が判明し、軽症か症状なし。県内の累計感染者は235人となった。

県によると、男子生徒は、19日に感染判明した70代男性と同居。症状はないが入院した。通学する学校で同じクラス・部活の生徒、関係する教員の計43人のPCR検査を実施し全員陰性だった。県は「感染拡大の可能性は低い」とした。

未就学男児は、栃木県小山市内で集会に参加して18日に感染が分かった古河市の40代男性の子ども。集会は12日に行われ、栃木県がクラスター(感染集団)に認定。これまでに茨城県分含め、参加者15人の陽性が判明している。

東海村の女性は、東京都が確認した陽性者の接触者として県に調査依頼があった。今月上旬から中旬にかけて知人に会うため都内を訪れていた。

古河市の女性は7月上旬に埼玉県内を訪問。20日まで同支店で勤務していた。同行によると、女性と接触した可能性がある顧客は調査中で、従業員には自宅待機を指示。接触のなかった行員により支店業務は継続する。

また県は、新型コロナ感染者2人が22日に宿泊療養施設から退所したと発表。県内の退院・退所などは計189人となった。

■県内感染確認者
235人(前日比+5人)
うち死者 10人
退院・退所等 189人
(県発表、22日午後10時現在)



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