手拭いマスク製作 雨引観音に奉納 桜川の住民団体
雨引観音として親しまれている桜川市本木の雨引山楽法寺で、お茶の接待などのおもてなし活動に取り組む同市の住民団体「山桜グループ桜川」が、雨引観音の手拭いで作ったマスクが話題だ。仁平千鶴子代表は「新型コロナウイルス感染拡大でおもてなしの活動ができなくなり、自宅でできるものをと発案した」としている。
材料の手拭いは寺から提供され、団体メンバーがマスク200枚に仕上げて寺に奉納した。雨引観音では祈祷を受けた参拝者に配布しているという。
「新型コロナで大変な時期だが、少しでも御利益があるといい」と仁平代表。団体ではメンバー12人でイベントでの観光客のおもてなしや桜川市の地域資源を生かした商品開発に当たっている。