次の記事:ビール原料に生き埋め 男性死亡 キリン工場

《新型コロナ対策》ひたちなか市、補正予算案を再編成 イルミ、マラソン取り下げ

【AD】


ひたちなか市は30日、新型コロナウイルス対策を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案が22日の市議会臨時会の流会で廃案となったことを受け、再編成した同案を発表した。8月3日の臨時会に提出する。3事業を取り下げたため、総額は前回案より4016万円減って6億1903万円となった。

22日の臨時会予算委員会では、計6億5919万円の同案質疑が行われた。同委員の一人から「コロナ対策とは直接関係ない事業がある。予算の組み替えを求めたい」との意見が出た後休憩となり、再開されないまま流会となった。

その後、29日付で市議会議側は同案に対する意見の申し入れを行い、市が同案の内容を検討していた。

その結果、市は来年1月開催予定で中止となった勝田全国マラソンに代わる「オンラインマラソン大会」の開催経費▽冬に勝田駅前などで行われるイルミネーション事業の補助金▽国の特別定額給付金の基準日以降に生まれた赤ちゃんのいる家庭に1万円相当のカタログギフトを贈る事業-を取り下げた。

国の家賃支援給付金制度の対象外となっている事業者の固定費支援や、保育・学童サービス従事者への慰労金支給など、ほかの事業については変更はない。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース